3.1 C総論:浪費ではなく投資にお金を使う

f:id:fura-fura:20171121203137j:plain出典:401(K) 2012

となりの億万長者という書籍をご存じでしょうか。

この書籍の中で“億万長者の特徴を3つの言葉で表せば倹約、倹約、倹約である”というフレーズが出てきます。多くの人にとって使っても使っても減らないほどお金を稼ぐのは非現実的ですから、節約がとにかく重要だということですね。
 
ということで今回は支出の話、ポイントは以下の3点です。
 
・小さな変動費ではなく、大きな固定費を削減する
・多額のお金を使う場合は浪費か投資かを考える
・投資の中でも人的資本には惜しみなく投資を行う
 
※私自身は普段節約を意識する方ではありませんし、過度な節約は人生をつまらなくすると考えていますから、他の項目に比べてやや甘めの記述になっているかと思います。
 
まず1点目ですが、日々の小さな節約(コンビニや自動販売機でペットボトルを買わないなど)も重要ですが、毎月数万円単位で支出している大きな固定費を見直してみて下さい。
 
例えば、以下のような項目に注意する必要があります。
○住居費…“手取り収入”に比べて贅沢な住まいに住んでいないか。
特に額面収入が1,000万円を超える人は自分が裕福だと思いこんで贅沢な住居に住んでいる傾向があります。手取り収入だと750万円/年≒65万円/月前後、決して贅沢できる年収ではなく、住宅ローンは5,000万円以下にとどめておきましょう。それでも35年ローンで毎月約15万円(金利1%で試算)がローンに消えていきますから決して余裕はないはずです。
 
○教育費…人的投資とは言え、無制限に使っていないか。
後述するように人に投資することは最もリターンが良い投資の1つで、私立に進学させることも悪いことではありません。しかしあくまでそれは“医学部を除けば、家計の余裕の範囲内”に限ります。不景気によるボーナスの一部カットや出向に伴う年収減程度で子供を退学させ途中から公立校に進学させる訳にはいかないからです。
 
○保険…無駄な生命保険、医療保険に加入していないか。
友人の話を聞いているとたいてい過剰支出となっているのがこの保険項目です。
日本には素晴らしい公的保険制度があるので夫婦共働き&ある程度強制的に貯金ができるようなら保険に入る必要はありません。詳細はまた別の記事でご紹介します。

続いて100万円単位でお金を使う際にはそれが単なる浪費なのか将来に繋がる投資なのかよく考えるようにして下さい。特にレアではない一般的な自動車、郊外の戸建て住宅、ロレックス以外の高級時計、これらは非常に高額な割にリセールが極端に悪いので購入してはいけません。
 
最後は人的投資です。すでに教育へお金をかけすぎないように書きましたが、一般的に株式投資よりも遥かにリターンが大きいのがこの人的投資です。例えば20台後半のサラリーマンが退職して私立の医学部に進学することは多くの人から愚かな行為と思われるでしょうが、僕はありだと思っています。20代後半から30代前半で稼ぐはずだった6,000~8,000万円を失うことになりますが、整形外科医にでもなって年収2,000万円をコンスタントに稼げるようになれば手取り年収の差で比べても10年程度で元が取れるからです。回収できるのは40代後半からとなりますが、寿命が長くなる一方の昨今、定年退職がない医師として60歳以降も働けるのは大きなアドバンテージとなります。

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