株価が高騰する中で株を買い続けるべきか否か ※追記あり

以下の記事で書いたように世界で最も投資家からの要求が厳しく、またそれに応え続けている米国企業を信頼しているという基本的な心構えは変わっていません。

しかし、その続きとして書いた2016年12月にダウ平均株価が史上最高値付近で推移しているので例外的に投資を休止し、毎月一定額を円で積み立てるという現在の戦略はダウが2万1,00ドルまで到達したことで本当に正しいのか怪しくなってしまいました。
 
つまり、このまま株価が上がり続けるようだと、いつまでたっても株を購入することが出来ず、次回の暴落時にも現在の水準までは下落しない可能性があるということです。
 
今明らかに株価が上昇傾向にあるなかでも株を買い続けるべきなのかという問いに自分になりの答えを出すためにあらためて米国株の推移を確認してみることにしました。

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まずdividend.comという様々な観点から米国株をスクリーニングしてくれるサイトで

安定性の観点から、ダウ工業株30種
かつ 
配当重視の観点から、25年以上連続増配 
という条件をともに満たす銘柄を探してみます。※なぜ配当を重視するかは以下の本を参照。

すると、以下の8銘柄が該当するようです。

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続いてそれぞれ2000年以降の株価の推移をグラフにしてみました。
 
株価の推移(ドルベース)

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ここ数年見ると3Mの見事な伸び、それからコカ・コーラの停滞が目立ちます。2000年からの長期推移を見ると、3Mは株価の変動が激しいようですね。
 
指数化(ドルベース)

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続いてこれを指数化すると、マクドナルドの驚異的なパフォーマンスが良く分かります。2000年から現在までに株価は約3.4倍になっています。実際にはこれに配当が加わるので恐ろしい上昇率になりそうです。
 
株価の推移(円ベース)

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米国株を購入する際にはまず手元にある円をドルにする必要がありますから、今度は1株購入するのに実際何円必要なのかを示す円ベースでグラフを作成してみました。何か分かるかもしれないという期待を持って作成したのですが、正直ドルベースとあまり変わらない印象を受けます。。
 
為替はリーマンショック後の2009年から約6~7年かけて約80円から約120円へ、50%近く変動したわけですが、株価は軒並み2倍、3Mに至っては約3.5倍に達しており、為替変動より株価変動のほうが重要なようです。
 
指数化(円ベース)

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指数化しても、ドルベースのグラフとそれほど違いは感じません。強いて言えば暴落時には株価と同時にドル円も円高に触れるので、より下げがきつくなることくらいでしょうか。また、コカ・コーラとP&Gの株価がずっとぱっとしないことがよく分かります。
 
結論
多少の為替変動があっても配当利回りを考えると、現在の水準から株価が大きく下振れする可能性は低いことから、適当なタイミングでコカ・コーラKOを購入することにしました。なお、今のところ4月下旬に予定されているフランス大統領選挙の第一回投票で国民戦線(FN)党首のルペン氏が勝利し、円高に振れることが予想されますので、その頃が買うタイミングになるのではないかと見込んでいます。

追記
NISA口座で購入しても米国でかかる10%分の税金は課税されてしまうのですが、米国内での売り上げ比率が極端に低いBP、ロイヤルダッチシェル、フィリップモリス、ユニリーバなどは税金がほぼ0になるようです。この点についてまた少し検討しないといけません。

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