4.1 D総論:リスクを取って資産を増やしたいなら株式しかない

f:id:fura-fura:20170822221118j:plain出典:Mike MacKenzie

毎年きちんと貯金をしていれば現金で資産を保有していても良いじゃないか。そういう風に考える人も多いでしょう。なぜ現金による預金ではだめなのか。

それは現金の価値はインフレによって簡単に毀損されるからです。

日銀が気が狂ったように紙幣を印刷してすべての品物の値段が100%上昇すれば、貯金の価値は実質半分になります。
※ちなみに下のグラフからも分かるように現在の日銀はこれに近い政策を実行しており、日本は将来急激なインフレに転じる可能性があります。

f:id:fura-fura:20170822173350j:plain出所:日経新聞 

バブル崩壊以降たまたま30年間近くデフレが続いていますが、いつインフレに転じるかは誰にも分かりません。

ちなみに日本は1946年に預金封鎖という形で預金を凍結しているのでそういう意味でも現金は好ましくないです。

現金がダメなら何が良いのか、過去200年間の資産価値の推移を見てみましょう。

f:id:fura-fura:20170822173735p:plain
出所:株式投資の未来

どうでしょう。このグラフを見てもまだ日本円の預貯金で、もしくは米ドルや金で資産を運用したいと思いますか。未来を予測することは極めて難しいですが、過去から推測するに株式一択ではないでしょうか。

最後に世界の資産家ベスト10を見てみましょう。

f:id:fura-fura:20170822173505j:plain

出所:Forbes 

1位から10位まで全員、主な資産は自分で創業したか投資で得た企業の株式です。ニューヨークの土地の大半を所有する不動産王とかダイ ヤモンドの掘削を独占している宝石王などどいう人は1人もおらず、全員株式で資産を保有しています。

以上の事実からも分かるように資産家になりたければ優良企業の株式を大量に保有することが不可欠なのです。

次のページではどの国の株式がおすすめかを説明します。

スポンサーリンク

 

非常時に投資家は何をするべきか 北朝鮮ミサイルの太平洋着弾を受けて

こんな日ですらどの会社もいつも通り業務を開始しており日本らしいなと感じておりますが、本日早朝北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過し、太平洋に着弾しました。

地政学的リスクがまた一段と高まったとして、市場は円高、日経平均安に振れているようです。2016年はBrexitやトランプ大統領の勝利など世界で少レベルの非常時が2回起こりましたが、2017年に入ってからは初めての“非常時になりえるイベント”ではないでしょうか。

こうした突発的な事件、事故、イベントが発生した場合、以下の3点を確認することをおすすめします。

スポンサーリンク

 

・ドル円相場の確認

長い間デフレが続き不況から抜け出せない日本ですが依然として世界最大の対外債権国であり、原則として有事には円高となります。今日も思ったほどではありませんが円高に振れていますね。

円高は
 ・日本株投資家にとっては狙っていた輸出関連銘柄購入のチャンス
 ・米国株投資家にとってはドル買いのチャンス
となりますので為替がどこまで動くのかは誰にとっても要チェックです。

・狙っていた銘柄の価格を確認
上でも書いたように特定の領域に多大な影響を与える事件、イベントでは狙っていた銘柄が割安に購入できる可能性があります。

・北朝鮮ミサイル発射に伴う円高による米国株の割安な購入
・ロンドンでのテロに伴う英国株の割安な購入
などですね。

特に大型優良株はなかなか値下がりしませんから非常時に多めに購入できると良いですね。
・保有資産の評価額の確認
上記2点と違って急ぐ必要はありませんが、念のため保有資産がどの程度下落したのか確認することをお勧めします。

円高は
 ・日本株投資家にとっては輸出関連銘柄の下落
 ・米国株投資家にとってはドル安による保有資産の下落
という形でいずれにせよ保有資産の評価額が減少している可能性が高いからです。

もし▲5~10%程度の下落で動揺しているようであれば、リーマンショックのような本格的な非常時にパニックになってしまう可能性がありますから、自分が精神的にどの程度の下落まで耐えられるのか確認する必要があるのです。

ちなみに、非常時が購入のチャンスだからといって必ずしも新規購入をしないといけないわけではありません。

あのウォーレン・バフェット氏の名言に「投資に見逃し三振はない」という言葉があります。

もしかしたら投資チャンスか、でもいまいち自信がない…

そういう微妙な時に何も行動できなかったとしても(個人投資家は)誰からも責められることはないということです。

これは投資を職業にしていて情報量も、かけている時間も、資金も圧倒的な機関投資家に比べて個人投資家が唯一有利な部分です。

彼らと違って私たちは四半期ごと、年ごとに必ずプラスの記録を残さないといけないわけではありません。

市場全体がバブル気味で何に投資すべきなのか分からない。。

そんな時は想定投資額より少なめの額を市場全体に投資して後は放置でokです。

スポンサーリンク

 

不動産市場はまさにバブル、あとはバブル崩壊を待つだけ

先日身の毛もよだつ恐ろしい話を聞きました。

学生時代の友人が今年始めに不動産投資を始め、35年ローンをフルに活用して区分マンションを二部屋購入したというのです。

スポンサーリンク

 

今のところ2部屋とも埋まっており毎月の収支は±0だが、ローンを払い終わる35年後に年金代わりになれば良いなとのこと。

懸命な皆さんはすぐに思いつくようにこの投資には以下のように信じられないほど多くのデメリットがあります。

・金利2%で借りているので借入金額が5,000万円だとしても金利分だけで約2千万円かかる…
・自宅用住居ではないので、住宅ローン減税は使えない
・新しいライバル物件は増える一方なので、家賃の下落圧力は著しく、埋まったとしても今後月々の収支がマイナスになる可能性大
・35年間ずっと入居者がいることはありえず、途中で収入が0になる期間がある
・ある程度期間が経つと、修繕費用が発生する
・築35年のマンションに入居したい人はほとんどいない&現在も貸物件は増えているので35年後入居者が入るか相当不透明
・途中でリーマン・ショックのような事件が起きると、家賃が急落or0、不要に思って売ろうと思うも売れないみたいな事態に陥る

ああ、書いていて絶望的な気分になってきました。

本題はタイトルにも書いた通り、もともと投資には興味のなかったマジョリティが投資し始めたら終わりの始まりというまさにウォール街の靴磨きの少年の話を聞いてしまったので、不動産投資は止めておきましょうということなのですが、何と言っても当事者が友人なので客観的ではいられません。

なぜ購入に至ったのか理解に苦しみますが、どう考えてもペイする気がしないのです。

お節介とは思いつつ、今すぐ売却するように今夜電話してみますかね。。

スポンサーリンク

 

投資意欲は過去最高レベル。だからこそ投資は控えめに

ダウが史上最高値の2万2,000ドルを突破、amazon株は一時1,000ドル突破、googleの持ち株会社alphabetの株価は一時950ドル。IT関連銘柄を中心に米国株の勢いが止まりません。

その結果、投資を検討している株を毎月更新していることからも分かるように正直大量の資金を投資したい意欲は非常に高まっています。

思えば社会人になったのが2012年4月。年末には第2次安倍内閣が誕生し株価が沸騰するなど、非常にタイミングの良い時期に投資を始めたことになります。
つまり、ほとんど調整らしい調整を経験したこともないまま、株高の恩恵を受けているわけです。
しかし、来月にはリーマンショックから9年が経過し、あの惨劇の記憶もだいぶ薄れてきています。私のように当時はまだ市場に参加していなかった投資家もたくさんいることでしょう。FRBの利上げ・北朝鮮の暴走・中国経済の減速・トランプ大統領の迷走等数あるリスクに目をつむり、とりあえず投資している投資家・投資されている企業も増えてきている可能性があります。
現在の株高がいつまで続くのかは全く予想できません。リーマンショック同様の非常事態が起きれば、投資資産は4~5割減少する可能性があります。
500万円投資している人は250万円に、1,000万円投資している人は500万円になってもパニックにならずに行動できるか、よく自問した上で冷静に投資を行わないといけませんね。

スポンサーリンク

 

投資を検討している株一覧-ver1.5 2017年8月時点

8月も1銘柄追加でまたもや毎月更新となりました笑。

スポンサーリンク

 

名称 買い時 備考
IBM IBM   一時削除
BP BP   一時削除
エクソンモービル XOM   一時削除
シェブロン CVX   一時削除
ロイヤルダッチジェル RDSB   一時削除
アルトリアグフープ MO 52週平均線  
P&G PG PER20倍以下  
フィリップモリス PM 52週平均線  
コカコーラ KO PER25倍以下  
ジョンソンエンドジョンソン JNJ 52週平均線  
マイクロソフト MSFT PER20倍以下  
ユニリーバ UL 40ドル付近   
ノバルティス NVS 70ドル以下  
AMEX AXP 金融危機時   
ブロックロック BLK 金融危機時  
バークシャー・ハサウェイ BRK-Aor BRK-B PBR1.2倍  
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF IVV いつでも  
VanEck Vectors ETF Trust - VanEck Vectors Semiconductor ETF   52週平均線  
バンガード・米国生活必需品セクターETF 株高時

 

※赤字が保有銘柄、青字が新規追加銘柄

今回は半導体部門に投資するETF、VanEck Vectors ETF Trust - VanEck Vectors Semiconductor ETF (SMH)です。今後もスマートフォン需要などが強いことを考えると有力かなと考えていますが、ずっと上昇し続けているので買い時が分かりません。。

過去5年の株価推移

f:id:fura-fura:20170809232134p:plain

スポンサーリンク

 

3.1 C総論:浪費ではなく投資にお金を使う

f:id:fura-fura:20171121203137j:plain出典:401(K) 2012

となりの億万長者という書籍をご存じでしょうか。

この書籍の中で“億万長者の特徴を3つの言葉で表せば倹約、倹約、倹約である”というフレーズが出てきます。多くの人にとって使っても使っても減らないほどお金を稼ぐのは非現実的ですから、節約がとにかく重要だということですね。
 
ということで今回は支出の話、ポイントは以下の3点です。
 
・小さな変動費ではなく、大きな固定費を削減する
・多額のお金を使う場合は浪費か投資かを考える
・投資の中でも人的資本には惜しみなく投資を行う
 
※私自身は普段節約を意識する方ではありませんし、過度な節約は人生をつまらなくすると考えていますから、他の項目に比べてやや甘めの記述になっているかと思います。
 
まず1点目ですが、日々の小さな節約(コンビニや自動販売機でペットボトルを買わないなど)も重要ですが、毎月数万円単位で支出している大きな固定費を見直してみて下さい。
 
例えば、以下のような項目に注意する必要があります。
○住居費…“手取り収入”に比べて贅沢な住まいに住んでいないか。
特に額面収入が1,000万円を超える人は自分が裕福だと思いこんで贅沢な住居に住んでいる傾向があります。手取り収入だと750万円/年≒65万円/月前後、決して贅沢できる年収ではなく、住宅ローンは5,000万円以下にとどめておきましょう。それでも35年ローンで毎月約15万円(金利1%で試算)がローンに消えていきますから決して余裕はないはずです。
 
○教育費…人的投資とは言え、無制限に使っていないか。
後述するように人に投資することは最もリターンが良い投資の1つで、私立に進学させることも悪いことではありません。しかしあくまでそれは“医学部を除けば、家計の余裕の範囲内”に限ります。不景気によるボーナスの一部カットや出向に伴う年収減程度で子供を退学させ途中から公立校に進学させる訳にはいかないからです。
 
○保険…無駄な生命保険、医療保険に加入していないか。
友人の話を聞いているとたいてい過剰支出となっているのがこの保険項目です。
日本には素晴らしい公的保険制度があるので夫婦共働き&ある程度強制的に貯金ができるようなら保険に入る必要はありません。詳細はまた別の記事でご紹介します。

続いて100万円単位でお金を使う際にはそれが単なる浪費なのか将来に繋がる投資なのかよく考えるようにして下さい。特にレアではない一般的な自動車、郊外の戸建て住宅、ロレックス以外の高級時計、これらは非常に高額な割にリセールが極端に悪いので購入してはいけません。
 
最後は人的投資です。すでに教育へお金をかけすぎないように書きましたが、一般的に株式投資よりも遥かにリターンが大きいのがこの人的投資です。例えば20台後半のサラリーマンが退職して私立の医学部に進学することは多くの人から愚かな行為と思われるでしょうが、僕はありだと思っています。20代後半から30代前半で稼ぐはずだった6,000~8,000万円を失うことになりますが、整形外科医にでもなって年収2,000万円をコンスタントに稼げるようになれば手取り年収の差で比べても10年程度で元が取れるからです。回収できるのは40代後半からとなりますが、寿命が長くなる一方の昨今、定年退職がない医師として60歳以降も働けるのは大きなアドバンテージとなります。

スポンサーリンク

 

今までの投資経験から学んだこと-ver1.1 2017年8月時点

今までの投資経験から学んだことを改めてまとめてみました。

スポンサーリンク

 

・投資タイミングは極めて重要
 私が社会人になってはじめて投資を始めたのが2012年の4月でした。年末には第2次安倍内閣が誕生し、確か高い配当利回りだけを根拠に買ったゲンダイエージェンシーや三洋貿易が見事に値上がりし、無事売却まで出来たことを覚えています。このように大規模金融緩和等が行われる時期には初心者でも簡単に勝てる相場となります。もちろんその逆も言えますので、投資タイミングは極めて重要です。
 
・複雑な商品には手を出さない
現時点で最大の損失を被ってしまったのが原油価格の2倍に反比例するNEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)です。本来こういう仕組みが複雑な商品を購入する際には専門の知識を学ぶ必要があります。この失敗以来、費用対効果を考えて複雑な商品には一切手を出さないことにしています。
 
・空売りには手を出さない
2015年ごろ、中国人観光客が激増し、家電量販店のラオックスの株価が急騰したことがありました。

f:id:fura-fura:20170810212234p:plain

これはバブルと判断し、空売りしたは良いものの、半年間でそれほど株価は下落せず若干のマイナスで決済することになりました。空売りは無限大の上昇リスクを抱え、長期で持っても配当ももらえない上級者向けの手法であると実感し以降どれほどバブルだと感じても空売りには手を出していません。
 
・結局一番儲かるのは毎月コツコツ+不況期にドカンと投資
毎月自動的に購入していく個人型確定拠出年金は+15.9%と素晴らしいパフォーマンスを記録しています。どうしても心情に左右されて投資スタイルがぶれるようであれば、個人型確定拠出年金や投資信託で毎月コツコツ購入するのが良いようです。

スポンサーリンク